1741 - 目指せ全自治体制覇

全自治体1718箇所+東京23区で写真を撮ることを目指しています。(現在、過去記事をリライト中)

新宮市 - 和歌山県(1/30)

熊野三山 熊野速玉大社

新宮市では、熊野速玉大社に行きました。 熊野速玉神社は、いわゆる熊野三山の一つです。 三山といっても、山のことではなく、神社を指します。

熊野三山

朱色が映える美しい社殿でした。 境内はさほど広くありませんが、社殿の美しさは日本の神社の中でもトップクラスだと思います。

神倉神社

熊野速玉大社から少し離れた場所に、摂社の神倉神社があります。
(摂社とは、本社の附属し、主祭神と所縁のある神を祀る神社のことです)
この神社、ある意味、熊野三山よりも印象に残る神社でした。
まず建物がすごい。

この写真、崖の上に何やら人工物があるのが分かるでしょうか?
この人工物こそ神倉神社です。
「あんな所まで行くのか!」 この写真を撮りながら、正直不安になりました。

麓に到着すると、眼前に広がるのは終わりの見えない石段。

うわぁ…。

石段に視界を塞がれる。

ひぃひぃ言いながら、神社に到着。
神社の隣には大岩が鎮座していました。

でかい!

この大岩こそが、神倉神社の御神体です。
ゴトビキ(ガマガエル)岩と呼ばれているそうです。

神倉神社のいわれ

神倉神社は熊野速玉大社の摂社の扱いではありますが、実は速玉大社よりも歴史があります

創建は128年ごろ、伝承は神話の時代に遡ります。

熊野三山には家都御子大神(一説にはスサノオノミコト)、熊野速玉大神(一説にはイザナギ)、熊野夫須美大神(一説にはイザナミ)の三柱が祀られています。

その三柱が初めて熊野に降臨したのが、この地だと言われています。

速玉大社よりも神倉神社の方が先なんですね。 なので神倉神社を元宮、速玉大社を新宮と呼ぶようになり、それが新宮市の名前の由来になりました。

熊野三山に比べて知名度は低いですが、新宮市の根源のような場所ですので、是非お参りしてみてください!
写真は割愛しましたが、神社からの眺望もとても良かったですよ♪